腰椎手術ミスト

2014.12.28(日)の読売新聞:くらし 健康・医療で
「腰椎手術 新器具で負担軽減」 という記事が掲載されて
いたので、紹介します。

腰椎ミスト手術

[記事の内容]↓

骨を器具で固定する手術は、腰椎がずれる「腰椎変性すべり症」
のほか、背骨が曲がる「側湾症」、癌が転移して骨が破壊される症状
が出た場合に行われる。

患部の皮膚を大きく切り開いて腰椎を覆う筋肉を
はがし、露出した骨にネジを入れ固定するのが、
現在でも手術法の主流だ。

こうした手術を受けると症状は改善するものの、
2週間程度の入院が必要で、感染症にかかる
危険性が高まる。

そのうえ、手術後、何年たっても「手術した場所に
鉄板が入っているようだ」と訴える患者が少なくない。

慶応大病院の石井賢医師によると、
こうした患者では、手術をした部位で筋肉組織が
硬くなる「線維化」が進んでいるのだという。

これらの欠点を解消しようと開発されたのが、
背中に数か所の穴を開けるだけの
「最小侵襲脊椎安定術(MIST=ミスト)だ。

(中略)

東京都に住む78歳の男性は、
腰椎が前に約1センチずれる腰椎変性すべり症と
診断された。

両足の神経麻痺で100メートル歩くのがやっと。

排泄も不自由な状態が1年間続いていたが、
重い心臓病があるため、腰を大きく切り開く手術には
耐えられないと判断され、

9月に慶応大病院で新開発の器具を使った手術を
受けた。手術時間は1時間45分。

出血量も少なく、翌日から歩けるようになった。
しかも、手術後1か月で両足のマヒが改善し、
歩ける距離は2キロに伸びた。

ミストにかかる時間は切開手術と変わらず、執刀医も
熟練が必要だ。

【乗太郎の解説】

今まで10センチほど切開して
ボルトを固定していたのが、

腰椎ミスト手術では

1.5cm-2cmくらいの切開を
数カ所開けて、ボルトで固定するので
カラダへの負担が減少します。
従来の10センチ切開する手術の場合、
周りの筋肉が硬くなる繊維化の
後遺症で悩まされる人が多かった
ようなので

この繊維化も少し抑えられるでしょう。
ここからは、整体の側面から
腰椎分離すべり症のお話をすると
手術せずに痛みなどの症状を
改善できる人も
数多くおられることをお伝えします。
腰椎分離すべり症がでている人の
腰椎の周りの筋肉は
硬直しているので、

硬直を緩め、
体幹の筋肉を正常に使えるように
していくと、

痛みは消えることが多いです。

ただ、酷い腰椎分離すべり症の場合、
体幹の筋肉がガチガチに硬直していて、
体幹の筋肉がほとんど使えないので

体幹の筋肉が使えるようになるまで
回復するのに、ご本人の努力が
かんり必要となります。

この体幹の筋肉が使えるように
日々の生活で意識し続けないと
いけないので、

この努力ができない場合
腰椎と体を支える筋肉の硬直が
改善しない方もおられます。
なかには、いくら努力しても
体幹の筋肉が正常に使えるようにならない
くらい重症の人もおられますので

このような方は手術の必要な方ではないか、
と考えられます。