病院の実力1「ペインクリニック」

2013年9月1日の読売新聞の「病院の実力」
という記事に、「ペインクリニック」について書いてありました。

椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症の治療法でも
血流の改善が治療の目的であることが書かれています。

(記事の内容↓)
けがや病気に伴って表れる「痛み」によって、
患者は寝込んだり、物事に集中できなくなったりして
生活の質が著しく低下する。

そのような痛みを専門的に治療するのが
「ペインクリニック」だ。

(~中略~)

【腰痛・背中の痛み】
「腰や背中の痛み」も比較的ありふれた症状だ。
原因には、
①背骨の椎間板というクッションがはみ出して
神経を圧迫する「椎間板ヘルニア」や、
神経が通る脊柱管がなんらかの原因で
狭くなる「腰部脊柱管狭窄症」
②腰や背中などの筋肉疲労や筋力低下
③血行不良やストレス、肥満
などがある。

【ペインクリニックでの腰痛・背中の痛みの治療法】
治療は、鎮痛薬の服用や「神経ブロック治療」などが
行われる。

神経ブロック治療とは、麻酔薬などを神経周辺に注射し、
神経の働きを一時的に抑えて痛みを和らげる治療法だ。

筋肉をほぐし、血流を改善させる狙いもある。

(~以下略)

【記事の内容を乗太郎が解説します!】
「神経ブロック治療とは、麻酔薬などを神経周辺に注射し、
神経の働きを一時的に抑えて痛みを和らげる治療法だ。
筋肉をほぐし、血流を改善させる狙いもある。」
記事に書かれていますが、どういう意味かわかりますか?

一般の人にはこれだけでは、難しいですよね。
説明しますね。

麻酔薬で痛みを一時的に抑えても、麻酔の効果が
切れたら、また、元の木阿弥ですよね。
この事は、誰でも分かることです。
なのになぜ、ペインクリニックで今更この治療をするのかというと、

その後の言葉に注目して下さい。
「筋肉をほぐし、血流を改善させる狙いもある。」
です。解説すると、こうです。
「麻酔薬で痛みをぼやけさせたら、痛みに対するストレスは
減少します。ストレスが軽減すると、血流は良くなりますか?
それとも、悪くなりますか?
痛みのストレスが減った分、血流は良くなります。
血流が良くなると筋肉がほぐれます。」
この血流の改善が狙いだったのです。

ペインクリニックでの神経ブロック治療の本質は、
麻酔薬で痛みをマヒさせるのが、目的ではなく
血流を改善させるのが、真の目的なのです。

それで、この神経ブロック治療の効果ですが、
どれくらいあるのでしょうか?
麻酔薬で痛みを忘れさせて、
どれだけ血流が良くなるか?で、
麻酔がきれた後の痛みが
減少するかが決まるのですが、
どうなのでしょう?

腰痛などの痛みの原因である血行不良が、
痛み自身のストレスが原因で起きているのが
大半をしめていたのであれば、

神経ブロック注射は効果は絶大でしょう。
腰痛などの痛みの原因が他のストレスが
原因であれば、あまり痛みの改善は
期待できないと考えられます。